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ドラゴンスレイヤー英雄伝説

PCエンジン版をクリアしたので感想なんかを書いてみようかと。


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ドラゴンスレイヤーシリーズの6作目になる今作、コマンド式のオーソドックスなRPGとなってます。ストーリーもゲーム性も良好で楽しめました。ドラゴンスレイヤーシリーズの名に恥じぬ良作、そう良作だったんですが…


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続編となる二作目はどうしてこうなった…


ゲームの大半を占めるたいして面白くもないダンジョンをひたすらうろうろ…せっかくのストーリーも台無しです。ただ最終章「は」面白かったです。


シリーズとしてはこの後ドラゴンスレイヤーからは独立して英雄伝説シリーズ、軌跡シリーズとして今も続くファルコムを代表する人気シリーズとなるんですが、よく持ち直しましたね(笑)


そうそうドラゴンスレイヤー英雄伝説I・IIをプレイして「なるほどドラゴンスレイヤーシリーズだなぁー」と思ったのは「魔法」のシステムです。一作目と二作目で魔法のシステムが変わってたりしますが、根底にあるのはリソースの管理です。レベルアップで自動で魔法を覚えていくのではなく全てのキャラにあらゆる魔法を覚えさせる事ができます。ただ覚えさせる事ができる数が決まっているのでそれをどうやりくりしていくかが肝です。キャラごとの覚える魔法に制限がない代わりに限られた数の中でどの魔法をどのキャラに配置するかで戦術もガラッと変わります。限られたリソースをどうやりくりしていくか、やっぱりドラゴンスレイヤーシリーズですね。ちなみに魔法の使用は一作目がMPによるオーソドックスな方法だったのに対し二作目では回数制限かつ自動回復というさらに「らしい」仕様になってます。


ドラゴンスレイヤーシリーズでリソース管理といえばザナドゥが筆頭にあげられますが、今作やソーサリアンを普通(不老不死なし)にプレイしてみるとリソース管理の楽しさがシリーズ通して根底にあるのかな?と思っています。ドラゴンスレイヤーシリーズは各作品でゲーム性が全然違ったりしますが、リソース管理というテーマでまとめてみるのも面白いかも!未プレイの作品もあるので一通り遊んでからになるとは思いますが、いつかこのテーマで書きたいですね。


というわけでドラゴンスレイヤー英雄伝説は一作目は間違いなく良作!二作目は…人を選びそうです。迷路をひたすら解くのが好き!って人なら楽しめるかも?