名前だけは知っていたもののまともにプレイしたのは今回が初めてだったザ・ブラックオニキス。初プレイはファミコン移植版のスーパーブラックオニキスだったりしますが、クリアまでプレイしたのはSG-1000版が初めてでした。
国産RPGの最初は?というと発売順では光栄のダンジョンが先だそうです。ただそのダンジョンも実は発売前のザ・ブラックオニキスの影響を受けていたそうで実質国産初のRPGはザ・ブラックオニキスなんだそうな。
そんな国産初のRPGザ・ブラックオニキスですが、永らく興味はありつつも未プレイでした。上でも書いた通り初めてプレイしたのはアレンジ豊かなファミコン版だったりしますが、こちらは途中で積んでまして…クリアまでプレイしたのはSG-1000版が初です。こちらは元祖PC版に忠実な移植な模様。そんな国産初のRPGザ・ブラックオニキスをクリアまでプレイした感想をザックリと。
まずゲームバランスですが、黎明期の作品というのもあってかなかなか厳しいものがあります。序盤のキャラクターは使い捨て、そんな中から育ったキャラクターにはもちろん愛着が湧くんですが…これまた最後もある意味使い捨て。なかなかブラックなゲームです(笑)RPGといえばレベルを上げればどうにかなるってな要素があったりしますが、今作ではある程度までレベルを上げるとほとんど経験値がもらえなくなってしまいます。なもんで最後は運まかせな感じで特攻もやむなし。とはいえクリアしてみるとちゃんとクリアできるように設計されてたんだなぁーとは思えるんですが、やっぱり理不尽かなとも思ったり。まぁ古いゲームは理不尽上等な部分も多々あったりするのでその理不尽さも楽しみたいところです。
とはいえなんだかんだで文句を言いつつも楽しめちゃったんで、他プラットフォーム版にもぜひ手を出したいなと。特に途中で積んでしまっているファミコン版はクリアを目指したいですな。
今プレイするといろいろと難儀する作品だったりしますが、シビアなゲームバランスやマッピングなど黎明期ならではの楽しさもあります。国産初のRPG、ぜひプレイしてみてはいかがでしょう?